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窓の寒さ対策リフォーム|内窓・断熱ガラスで冬の冷え込みを解消する方法

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たてのリフォーム 代表 舘野 久璃洲

監修

たてのリフォーム 代表舘野 久璃洲

宅建士 / 遺品整理士 / 施工440件

大田区・世田谷区を中心に、品質至上主義で最適なプランを提案。代表紹介 ›

窓は住宅の中で熱損失が大きい部位で、冬の暖房熱の約50〜60%が窓から逃げていくといわれています。内窓設置・サッシ交換・ガラス交換の3工法を正しく選べば、底冷えと結露を大幅に改善することができます。

この記事では、各工法の断熱性能・費用相場・工期を具体的な数字で比較し、補助金活用で費用を抑える方法まで一通り整理しています。どの工法が自分の住まいに合うか、読み終わる頃には判断できるようになります。

窓が寒さの原因になる理由|熱損失の仕組みをわかりやすく解説

冬の室内が窓際から冷える最大の理由は、ガラスとサッシの断熱性能の低さにあります。国土技術政策総合研究所の研究データでは、住宅全体の熱損失のうち窓・開口部が占める割合は約50〜60%に上るとされています。壁・屋根・床と比べて、窓は構造的に熱が逃げやすい弱点です。

熱が逃げる仕組みは主に「伝導」と「放射」の2つです。一枚ガラス(単板ガラス)の熱貫流率(U値)は約6.0 W/㎡・Kで、外気温が0℃のとき室温20℃の室内から急速に熱を奪います。アルミサッシはさらに熱を伝えやすく、U値が高いほど断熱性能が低いと理解してください。

熱貫流率(U値)とは
1㎡あたり・室内外の温度差1℃あたりに逃げる熱量(W/㎡・K)。数値が小さいほど断熱性能が高い。単板ガラス+アルミサッシで約6.0、複層ガラス+樹脂サッシで約1.4〜2.3が目安です。

結露も同じ原理で起こります。冷えたガラス表面に室内の水蒸気が触れると液化し、カビや木部の腐食につながります。断熱性能を高めることが、結露対策にも直結します。

窓の寒さ対策リフォームの主な方法3選

窓の寒さ対策リフォームは、大きく3つの工法に分けられます。費用・断熱効果・施工のしやすさがそれぞれ異なるため、住まいの状況に合わせて選ぶことが必要です。

  • ①内窓(二重窓)設置:既存窓の内側にもう一枚窓を追加する方法。工事が短く費用も抑えやすい
  • ②サッシ交換(カバー工法・はつり工法):既存のサッシごと交換する方法。根本的な断熱改善が可能
  • ③ガラス交換(複層ガラス・真空ガラス):サッシを残しガラスだけを交換する方法。①と②の中間的な選択肢

内窓(二重窓)設置のメリット・デメリットと費用目安

内窓設置は3工法の中でコストと工期のバランスが最も良く、マンションでも実施しやすい選択肢です。既存の窓枠の内側に樹脂製の窓を取り付けるだけなので、1か所あたり半日〜1日で完了します。

内窓設置のメリット

  • 費用が比較的低い
    1か所あたり3〜10万円程度が目安です(窓サイズ・ガラス種類による)。複層ガラス仕様を選べばU値を1.4〜2.3程度まで改善できます。
  • マンションでも対応しやすい
    内窓は専有部分の工事として扱われるケースが多く、管理組合への申請なく施工できる場合があります。ただし管理規約による確認は必須です。
  • 防音効果も得られる
    2枚のガラスの間に空気層ができるため、交通騒音の軽減にも効果があります。
  • 結露を抑えられる
    室内側のガラス(内窓)が冷えにくくなるため、内窓での結露はほぼなくなります。ただし外窓のガラス面に結露が移る場合があるため注意が必要です。

内窓設置のデメリット

  • 既存サッシの劣化には対応できない:アルミサッシのゆがみや老朽化が進んでいる場合、気密性の改善が限定的になります。
  • 窓の開閉が2度手間になる:内窓と外窓を両方操作する必要があり、日常的な使い勝手が変わります。
  • 窓枠のスペースが必要:内窓を取り付けるには窓枠の奥行きが7cm以上必要です。窓台の出幅が足りない場合は枠の延長工事が加わります。

内窓の費用目安

窓のサイズ費用目安(材工込み)工期
小窓(〜0.5㎡)3〜5万円1〜2時間
腰高窓(0.5〜1.0㎡)5〜8万円半日
掃き出し窓(1.5〜2.0㎡)8〜15万円半日〜1日

内窓の体感改善は内窓の断熱効果を詳しく確認すると理解が進みます。大田区で内窓を検討する場合は内窓設置で冬の寒さを解消するサービス概要もご覧ください。

サッシ交換(カバー工法・はつり工法)の特徴と費用目安

サッシ交換は既存のサッシ枠ごと取り替える工法で、3工法の中で最も根本的な断熱改善が期待できます。アルミサッシを樹脂サッシや複合サッシに変えることで、熱橋(ヒートブリッジ)の問題も解消しやすくなります。

カバー工法とはつり工法の違い

  • カバー工法

    既存のサッシ枠を残したまま、上から新しいサッシを被せる方法です。壁を壊す工事が不要なため、工期は1か所あたり半日〜1日で済みます。費用は腰高窓で15〜25万円程度が目安です。ただし、被せる分だけガラス面積がわずかに小さくなります。

  • はつり工法(フルリフォーム工法)

    既存のサッシ枠を壁ごとはつり出して完全に取り除き、新しいサッシを設置する方法です。開口サイズや位置を変更できるため、自由度が高い反面、工期は2〜3日、費用は腰高窓で25〜40万円以上が目安になります。内外壁の補修工事が伴うことがほとんどです。

マンションでのサッシ交換について

マンションのサッシは共用部分として扱われるケースがほとんどです。そのため区分所有者が単独でサッシ交換を行うことは、原則として管理組合の決議が必要で、事実上難しい場合が多いです。マンション在住の方には、専有部分で完結する内窓設置が現実的な選択肢になります。

サッシ交換の費用目安

工法腰高窓の費用目安掃き出し窓の費用目安工期
カバー工法15〜25万円25〜45万円半日〜1日
はつり工法25〜40万円以上40〜70万円以上2〜3日

ガラス交換(複層ガラス・真空ガラス)の特徴と費用目安

ガラス交換はサッシを残したまま、ガラス部分だけを断熱性の高いものに入れ替える工法です。内窓設置よりも見た目がすっきりし、サッシ交換よりも費用を抑えられる中間的な選択肢です。

複層ガラスと真空ガラスの比較

種類構造U値の目安費用目安(腰高窓1枚)
複層ガラス(ペアガラス)ガラス2枚+空気層約2.3〜2.9 W/㎡・K3〜8万円
Low-E複層ガラス複層ガラス+金属膜コーティング約1.4〜2.0 W/㎡・K5〜12万円
真空ガラスガラス2枚+真空層約1.0〜1.5 W/㎡・K8〜20万円

真空ガラスは複層ガラスと同程度の厚さでより高い断熱性能を持つため、既存のサッシ溝のサイズをそのまま使える場合が多いという特徴があります。ただし既存サッシの種類によっては対応できない場合があるため、施工前に業者に確認が必要です。

注意点:アルミサッシのままでは効果に限界がある
ガラスをいくら断熱性能の高いものにしても、アルミサッシ自体が熱を伝えやすい素材のため、サッシ部分から熱損失が続きます。窓全体の断熱性能を高めたい場合は、樹脂サッシへの交換と組み合わせることを検討してください。

サッシ交換とガラス交換の違いは断熱窓リフォームの詳細の観点でも整理できます。内窓の体感改善については内窓の断熱効果を詳しく確認するとイメージが湧きやすいです。

方法別の断熱性能・費用・工期を比較した一覧表

3工法を選ぶ際の判断材料として、断熱性能・費用・工期・マンション対応の可否を一覧で確認できます。

工法U値の目安(窓全体)腰高窓の費用目安工期の目安マンション
内窓追加既存外窓+内窓で約1.4〜2.3W/㎡・K程度に改善しやすい5〜8万円半日△(規約要確認)
ガラス交換のみガラス部は改善するがアルミ枠の熱橋は残りやすい3〜8万円数時間〜半日○(規約要確認)
サッシ交換(カバー工法)複層+樹脂系で約1.4〜2.0W/㎡・K前後が目安15〜25万円半日〜1日△〜×(物件による)
サッシ交換(はつり工法)性能品により約1.0〜1.7W/㎡・K前後まで下げやすい25〜40万円以上2〜3日×(原則難しい)

内窓で冬の寒さをまず抑えたい場合は内窓設置で冬の寒さを解消するサービスもご検討ください。補助金の活用は補助金を使って断熱リフォームの記事で手順を確認できます。大田区のご相談は無料お見積もりからお問い合わせください。