東京都大田区の補助金申請に強いドア・窓リフォームのオタク集団お問い合わせ

台風対策の窓リフォーム|防風・防水・防犯ガラスで住宅を守る方法

公開日: 最終更新日:

たてのリフォーム 代表 舘野 久璃洲

監修

たてのリフォーム 代表舘野 久璃洲

宅建士 / 遺品整理士 / 施工440件

大田区・世田谷区を中心に、品質至上主義で最適なプランを提案。代表紹介 ›

台風による窓の被害を根本から防ぐには、防災合わせガラスへの交換・シャッターの後付け・内窓の追加設置など、住宅に合ったリフォームが必要です。費用は工法により1か所あたり2万〜30万円程度が目安で、先進的窓リノベ2026事業などの補助金を活用すれば実質負担を軽減できます。

この記事では、工法ごとの特徴・費用相場・補助金の活用法・業者の選び方まで、台風対策リフォームに必要な情報をまとめています。台風シーズン前に施工を完了するためのスケジュール感も解説するので、ぜひ参考にしてください。

台風で窓が被害を受ける主な原因

台風による窓の被害は、「飛来物の衝突」「強風による風圧」「雨水の浸入」の3つが主な原因です。古い住宅ほどサッシや窓枠の劣化が進んでおり、同じ台風でも被害の深刻さが変わることがあります。

  • 飛来物の衝突

    強風に乗って飛んでくる瓦・看板・木の枝などが窓ガラスに直撃し、ガラスを割ることがあります。一般的なフロート板ガラス(3〜5mm厚)は飛来物への耐性が低く、台風の多い地域では特に注意が必要です。

  • 強風による風圧

    台風時の最大瞬間風速は地域によっては60m/s程度に達することがあります。窓ガラスが風圧に耐えられず、内側に押し込まれてたわみ、割れるケースがあります。サッシの老朽化があると枠ごと変形することも。

  • 雨水の浸入(雨漏り)

    サッシと窓枠の隙間・パッキンの劣化から、横殴りの雨が室内に侵入します。窓枠周辺のコーキング(シーリング)が劣化していると、強い雨でも雨漏りが発生します。

台風の多い沖縄・九州・四国地方では、住宅の窓に耐衝撃性の高いガラスや雨戸・シャッターを設置することが一般的です。「うちは大丈夫」という思い込みが、被害を広げる要因になりがちです。

窓の台風対策リフォームの種類と特徴

台風対策リフォームは工法によって対応できる被害の種類が異なります。住宅の構造・築年数・予算に合わせた選択が必要です。

防災合わせガラスへの交換

飛来物の衝突に最も効果的な対策が、防災合わせガラスへの交換です。2枚のガラスの間に特殊なフィルム(中間膜)を挟んでおり、衝撃で割れてもガラスが飛散しにくい構造になっています。防犯性能まで含めた窓まわりの強化は防犯・防災窓リフォームの詳細も参考にしてください。

JIS規格(JIS R 3205)に適合した防災合わせガラスは、「耐衝撃性」「飛散防止性」の両方を備えており、一般のガラスに比べて台風や侵入者への耐性が向上します。既存の窓枠・サッシをそのまま活かしてガラスだけを交換できるケースが多く、コストを抑えやすいのも利点です。

防災合わせガラスと強化ガラスの違い
強化ガラスは割れにくい性質を持ちますが、割れると粒状に細かく砕けます。防災合わせガラスは割れても中間膜で破片が保持されるため、台風後も一定の開口部防護機能を維持できます。台風対策としては防災合わせガラスが適しています。

参考:国土交通省「住宅の耐風性・防災性に関する技術基準」

電動・手動シャッターの後付け

窓の外側にシャッターを設置することで、飛来物の衝突・風圧・雨水浸入の3つをまとめて防げます。後付けシャッターは戸建て住宅であれば窓の上部に取付け用ボックスを設置する形が一般的で、既存の窓を取り壊す必要がありません。雨戸との併用や種類の比較はシャッター・雨戸の設置の観点でも検討するとよいでしょう。

  • 手動シャッター
    電気工事が不要で、初期費用を抑えられます。1か所あたりの費用は5万〜15万円程度が目安。毎回手動で上げ下げする手間がかかります。
  • 電動シャッター
    ボタン一つで開閉でき、台風接近時に窓を開けなくても操作できます。費用は1か所あたり15万〜30万円程度。停電時の手動対応が可能な製品を選ぶと安心です。

マンションへの設置は管理組合の許可が必要
マンションではシャッターは「共用部分(外壁)」に関わる工事とみなされるため、管理組合の承認なしに後付けはできません。事前に管理規約を確認してください。

雨戸・風除けパネルの設置

雨戸は日本の戸建て住宅に古くから使われてきた台風対策で、アルミ製の軽量な製品なら後付けも容易です。既存の窓枠に戸袋を設けてスライド式の雨戸を設置するタイプのほか、折りたたみ式の「雨戸鎧(よろい)」タイプもあります。

費用相場は1か所あたり3万〜10万円程度。シャッターと比べてコストが低い点がメリットです。ただし、開閉の際に屋外に出る必要があるため、台風上陸中の操作には危険が伴います。台風接近前に余裕を持って閉めておくことが前提の製品です。シャッター併用の検討はシャッター・雨戸の設置の観点でも整理するとよいでしょう。

内窓(二重窓)の追加設置

既存の窓の室内側にもう1枚窓を追加する「内窓」は、断熱性・防音性の向上で注目されますが、台風対策としても一定の効果があります。隙間が減ることで雨水の浸入が抑制され、強風時の気密性が向上します。

ただし、飛来物の衝撃に対しては外側の既存ガラスが破損するリスクが残ります。内窓は「雨漏り対策・気密性向上」には有効ですが、飛来物対策としては防災合わせガラスやシャッターと組み合わせる形が理想的です。内窓の併用イメージは内窓で防音・飛散防止効果ものサービス紹介もご参照ください。

費用は1か所あたり5万〜15万円程度で、施工時間は1か所あたり1〜2時間と短いのも特徴です。

サッシ・窓枠の交換・強化

築20〜30年以上の住宅では、アルミサッシ自体が老朽化して気密性が失われているケースがあります。この場合は、窓ガラスだけを交換しても根本的な解決にはなりません。

サッシごと交換する方法には「はつり工法(既存サッシを撤去して新設)」と「カバー工法(既存の枠の上から新しいサッシをかぶせる)」の2種類があります。カバー工法は壁を壊さず施工でき、費用も比較的抑えられます(1か所あたり10万〜25万円)。はつり工法は費用がかかる傾向(1か所あたり15万〜35万円)一方、開口部を広げることができます。

台風対策リフォームの費用相場

工法ごとの費用を一覧で比較します。複数の窓をまとめて施工すると1か所あたりのコストが下がる場合があります。

工法費用相場(1か所)主な対策効果施工時間
防災合わせガラス交換2万〜8万円飛来物・飛散防止1〜3時間
手動シャッター後付け5万〜15万円飛来物・風圧・雨水半日〜1日
電動シャッター後付け15万〜30万円飛来物・風圧・雨水1〜2日
雨戸の後付け3万〜10万円飛来物・風圧・雨水半日〜1日
内窓の追加設置5万〜15万円雨水浸入・気密性向上1〜2時間
サッシ交換(カバー工法)10万〜25万円気密性・耐風圧全般半日〜1日
サッシ交換(はつり工法)15万〜35万円気密性・耐風圧全般1〜3日

上記はあくまで目安です。窓のサイズ・既存サッシの状態・施工難易度によって変動します。2か所以上をまとめて施工する場合は、足場代や交通費が共通化されるため割安になるケースがあります。

「窓フィルム(飛散防止フィルム)」はリフォームの代替にならない
ホームセンターで入手できる飛散防止フィルムは貼るだけで済む応急処置ですが、飛来物の衝撃でガラスが割れるリスク自体は変わりません。フィルムは「割れた破片が飛び散りにくくなる」効果であり、防災合わせガラスのように中間膜でガラス全体を保持する性能とは異なります。恒久的な対策としてはリフォームが必要です。

補助金・助成金を活用して費用を抑える方法

窓の台風対策リフォームには、国と自治体の補助金を組み合わせることで、実質負担を軽減できます。申請条件と対象工事の確認が先決です。

先進的窓リノベ2026事業

環境省が実施する「先進的窓リノベ2026事業」は、住宅の窓の断熱改修に対して費用の一部を補助する制度です。対象となる工事は内窓の設置・窓ガラスの交換・サッシ交換(カバー工法・はつり工法)で、台風対策として防災合わせガラスに交換する場合も一定の要件を満たせば対象になります。

補助額の目安
制度ごとに上限・補助率が異なり、窓の性能区分や面積に応じて算定されます。申請は登録施工業者経由が基本のため、見積もり段階で対象製品かどうかを必ず確認してください。

台風対策と断熱改修を同時に進める場合は、補助金の要件と工事内容の整合が重要です。詳細は補助金制度の解説記事もあわせてご確認ください。

大田区での窓リフォームのご相談は無料お見積もりからお問い合わせください。