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窓リフォームの種類を徹底解説|内窓・サッシ交換・ガラス交換の選び方

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たてのリフォーム 代表 舘野 久璃洲

監修

たてのリフォーム 代表舘野 久璃洲

宅建士 / 遺品整理士 / 施工440件

大田区・世田谷区を中心に、品質至上主義で最適なプランを提案。代表紹介 ›

窓リフォームには、内窓設置・カバー工法・はつり工法・ガラス交換・形状変更の5種類があります。どの工法が適切かは「断熱・防音・防犯・結露」のどの悩みを解決したいかと、予算・住宅の構造によって決まります。

この記事を読めば、各工法の特徴・費用相場・向いているケースを比較したうえで、自分の状況に合った窓リフォームの種類を選べるようになります。

窓リフォームとは?リフォームが必要なサインと主な目的

窓リフォームとは、既存の窓(サッシ・ガラス・枠)を交換・追加・改修することで、住まいの快適性や安全性を改善する工事です。単にデザインを変えるだけでなく、断熱・防音・防犯・結露防止といった実用的な目的で行われるケースがほとんどです。

リフォームが必要なサイン

  • 冬に窓際が極端に寒い:単板ガラス(1枚ガラス)のアルミサッシは熱が逃げやすく、室内の暖房効率を大きく下げます。
  • 窓ガラスや枠に結露がひどい:内外の温度差が大きいほど結露は増え、カビ・木枠の腐食につながります。
  • 外の騒音が気になる:交通量の多い道路沿いや線路近くで、窓から音が入ってくる場合はガラスや気密性の見直しが効果的です。
  • 窓の鍵が古くてスペアキーで開けられそう:築20~30年以上の住宅では、クレセント錠のみの古い窓が防犯上の弱点になっています。
  • 開閉がスムーズでない:サッシの歪みや劣化で気密性が落ちると、すき間風や雨漏りの原因にもなります。

窓リフォームの種類一覧|4つの主な工法

窓リフォームの工法は大きく4種類に分けられます。それぞれ施工方法・費用・効果が異なるため、目的に合わせた選択が必要です。

工法工事内容費用目安(1か所)工期マンション可否
①内窓設置(二重窓)既存窓の内側にもう1枚窓を追加3万~15万円半日~1日△(管理規約要確認)
②カバー工法(サッシ交換)既存枠を残して新サッシを被せる10万~30万円半日~1日○(多くの場合可)
③はつり工法(サッシ全交換)壁を壊して枠ごと交換20万~50万円程度1~3日×(構造壁の変更を伴う)
④ガラス交換サッシはそのまま、ガラスのみ交換3万~20万円数時間~半日

なお、「窓の形状変更・増設・縮小」は上記4種類と組み合わせる改修工事であり、構造変更を伴うため別途考慮が必要です。

【種類①】内窓設置(二重窓)の特徴・メリット・費用目安

内窓設置は、既存の窓の内側にもう1枚窓を追加する工法です。工期は1か所あたり半日程度で、壁を壊す必要がないため集合住宅でも採用しやすく、費用対効果が高いとされる工法の一つです。

仕組みと効果

既存窓と内窓の間に「空気層」が生まれることで、断熱・防音・結露防止の3つの効果を同時に得られます。内窓のガラスを複層ガラスにすれば、さらに性能が高まります。

内窓の主な効果

  • 断熱性能:複層ガラス内窓の組み合わせで、単板ガラスと比較して断熱性能が向上します
  • 防音効果:外窓と内窓の間の空気層により、遮音性が高まります
  • 結露:外窓と室内の間の温度差が緩和され、内窓側のガラス表面温度が上がるため結露が出にくくなる

費用目安

窓サイズ費用目安(材工込み)
小窓(浴室・トイレ等)3万~6万円
腰高窓(一般居室)5万~10万円
掃き出し窓(リビング等)10万~15万円

向いているケースと注意点

  • 予算を抑えながら断熱・防音・結露対策を同時に行いたい方
  • マンションで外壁に手を加えられない方
  • 先進的窓リノベ事業の補助金を活用したい方(対象工事に含まれる)

ただし、窓を開閉する際は内窓と外窓の2枚を操作する必要があり、換気が少し手間になります。また、窓枠の奥行きが一定以上ないと取り付けられない製品もあるため、事前に採寸が必要です。

大田区での内窓のご相談は内窓設置サービスの詳細・費用のページもご覧ください。

【種類②】サッシ交換(はつり工法・カバー工法)の特徴・メリット・費用目安

サッシ交換は、既存のサッシ(窓枠+框)を新しいものに替える工法です。「カバー工法」と「はつり工法」の2種類があり、施工方法・費用・向いているケースが大きく異なります。

カバー工法とはつり工法の違い

  • カバー工法(既存枠を残して新枠を被せる)

    既存のサッシ枠をそのまま残し、その上から新しいサッシを取り付ける工法です。壁を壊す必要がなく、工期は半日~1日程度で済みます。費用は1か所あたり10万~30万円程度です。既存枠の分だけ窓の開口部がわずかに小さくなる(各辺1~2cm程度)点がデメリットですが、マンションでも採用可能なケースが多く、近年主流になっています。

  • はつり工法(壁を壊して枠ごと交換)

    壁材や外壁タイルを一部撤去し、サッシ枠ごと丸ごと交換する工法です。開口部のサイズを変えずに交換でき、断熱性能を発揮させやすいです。一方、工期は1~3日かかり、費用は20万~50万円程度となります。外壁の補修費用が別途発生するケースもあります。マンションでは構造に関わるため原則不可です。

どちらを選ぶべきか

費用・工期・マンション可否を総合すると、まずカバー工法を検討し、開口部サイズを変えたい・外壁補修と同時に行うなら はつり工法という判断基準が実用的です。カバー工法は補助金(先進的窓リノベ事業)の対象工事にも含まれており、費用負担を抑えやすい選択肢です。

サッシ交換をサービスとして依頼する場合はサッシ交換サービスの詳細・費用も参考にしてください。

【種類③】ガラス交換(複層ガラス・真空ガラス等)の特徴・メリット・費用目安

ガラス交換は、サッシ枠はそのままにガラスだけを入れ替える工法です。工事が数時間~半日で終わり、費用も比較的抑えられますが、サッシ自体の気密性が低い場合は断熱効果が限定的になる点を理解しておく必要があります。

ガラスの種類と特徴

ガラス種類構造主な効果費用目安(腰高窓1枚)
単板ガラス(標準品)1枚1万~3万円
複層ガラス(ペアガラス)2枚+空気層断熱・結露防止3万~8万円
Low-Eガラス2~3枚+特殊コーティング断熱+遮熱5万~12万円
真空ガラス2枚+真空層高断熱(薄型)6万~15万円
合わせガラス(防犯・防音)2枚+中間膜防犯・防音4万~12万円

真空ガラスとペアガラスの選び分け

真空ガラスは空気の代わりに真空層を挟むため、ペアガラスと比較して高い断熱性能を持ちながら厚みが薄型です。既存サッシのガラス溝が浅く、ペアガラスが入らない場合でも交換できるケースがあります。費用は高めですが、省スペースで高性能を求める方に向いています。

注意点

ガラス交換はサッシ枠の気密性・断熱性がそのままのため、アルミサッシの場合は枠から熱が逃げ続けます。断熱効果を高めたいなら、カバー工法や内窓との併用を検討してください。窓全体の断熱リフォームは断熱窓リフォームの詳細の選択肢も比較するとよいでしょう。

【種類④】窓の形状変更・増設・縮小リフォームの特徴と注意点

開口位置やサイズを変えるリフォームは、構造耐力や建築基準法上の採光・換気の要件に影響します。耐力壁への新設開口は補強計画が必須で、建築確認が必要なケースもあります。マンションでは共用部分に関わるため、原則として管理組合の許可と工事範囲の事前確認が欠かせません。

増設は採光改善に有効ですが工程が多く費用も高くなりがちです。縮小や位置変更は外観・室内導線に直結するため、図面と現地の両方で打ち合わせしてから決定します。

工法ごとの費用感は各工法の費用相場を比較する記事で整理できます。補助金の活用は補助金を活用する方法も参照してください。大田区でのご相談は無料お見積もりからお問い合わせください。